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乳がんと診断されたかたへ

更新日:4月17日

診断をうけ、治療をこれから受けるかた。治療を受けているかたにお届けしたい情報をまとめました。



まず初めに


乳がんは通常、一刻を争う病気ではなく、治療をした後も、治療をした体と、長く付き合っていく事が多い病気です。
そのため乳がんは、主治医の先生とSDM(Shared Decision Making:意思決定の過程を共有すること)が重要な疾患でもあります。
正確な情報にアクセスし、自分にとって最もよいと思われる治療を主治医の先生と相談して、選択してください。ここではそのために必要な情報をまとめています。


治療について知る


1. 乳がんに関する一般的な情報を収集する


乳がんが一般的にどのような病気で、どのように治療をしていく必要があるのか、主治医の先生もお話してくれると思います。以下のサイトでは、医学的に正確な情報を得ることができます。必要に応じてアクセスしてみてください。
インターネット上には様々な情報があふれており、正確さを判断することが難しくなっています。医療者の視点から、治療方針を考えるうえで参考にできるサイトをまとめました。


国立がんセンター作成 

がん情報サービス

乳がん

複数の乳腺科医による制作
複数の乳腺科医による制作

2. 標準治療とは?


科学的根拠に基づいた最善の治療であり、それをまとめたものが『ガイドライン』です。保険診療を行う多くの病院では、この標準治療を行っており、特殊な設備を必要とする医療を除いて、治療内容が施設により大きく異なることはありません。
特に乳がんは、患者さんの数も多く、多くの臨床研究と、それに基づくエビデンス(科学的に正しいとされる根拠)が沢山あります。

標準治療であっても、乳がんと診断され、胸にメスを入れることや、抗がん剤治療をすることは受け入れがたい事だと思います。
それでも、それを受け入れないために、代替医療など標準的ではない方法で治療をしていくことは推奨できません。
標準=『並』ではなく、『現段階の医学において最善の方法である』、という理解はとて大切です。

3.AIの利用に関して


情報収集に日常的にAIを利用されている方もいると思います。医療情報、特に治療方針の決定に際しては、AIはまだ不正確な事があります。AIの提示した情報が、信頼できる所から発信されたものであるのか、確認する様にしましょう。
がんの相談に特化したAIサービスをご紹介します。
横浜市対話型AI搭載がん情報サービス
横浜市対話型AI搭載がん情報サービス


主治医と対話する

病状説明の際に確認したい項目についてまとめられています。印刷し、質問したい項目に〇をつけて、診察の際に持参することで、『何を聞いていいのかわからない』といった悩みが解消される可能性があります。

重要な面談にのぞまれる患者さんとご家族へ 


治療と生活、仕事について


がんという言葉に驚き、『仕事を辞めて治療に専念したほうがいい』と思われる方もいるかもしれません。
でも乳がんは生存率が高く、多くの場合治療を経て、日常に戻っていく疾患です。
治療は日常生活を送れるように副作用をコントロールできる事が多いです。主治医に治療スケジュールに関してよく確認し、職場と相談してみてください。
がん患者さんが増えている中、厚生労働省も治療をしながら就労できるようにガイドラインを策定しており、理解が得られる場合も多いです。びっくりして離職するのではなく、どのように継続できるかを考えてみてはいかがでしょうか。

治療と仕事の両立支援
治療と仕事の両立支援

意思決定支援


全国の「がん診療連携拠点病院」や「小児がん拠点病院」「地域がん診療病院」に設置されているがん相談支援センターは、患者さんだけでなく、ご家族や、その病院に通っていない地域の方々など、どなたでも無料・匿名で利用することができます。
情報が整理しきれないとき、どのように決めていいかわからないとき、主治医と患者さんの間に立って支援をしてくれます。

茅ヶ崎市立病院 患者支援センター


セカンドオピニオン


乳がんは、患者さんの数・医学的な治験も多く、それらに基づいて記載されたガイドラインを遵守した診療を、ほとんどの保険医療機関は行っています。

つまり、病院によって大きく治療方針が異なる、と言う事はあまりなく、セカンドオピニオンが全ての場合で必要な訳ではありません

それでも、主治医との話し合いの中で、別の医師の話を聞いて治療方針を決めたい、と思ったときには有効な手立てとなります。

主治医に遠慮する必要はありません。後から振り返っても後悔がない、治療方針を選択してください。


※セカンドオピニオンは原則、他の医師の意見を聞いて、元の病院で治療を受けることを言います。他の病院での治療を希望される場合は、紹介、となり窓口が異なりますので注意が必要です。


お子様をお持ちの方へ

お子さんにがんのことを伝えるかどうか、悩まれる方もいらっしゃると思います。大人が思っている以上に、お子さんは色々なことを感じ取っています。一般的には、乳児以上であれば、しっかりお話したほうがいい、と言われています。是非、きちんとお話することを検討されてください。


がんになった親とこどものために Hope tree 


治療をするうえで、お子さんへのサポートが必要な方へ、支援をご紹介します。


茅ヶ崎市ファミリー・サポート・センター


J.POSHシッターサポートプログラム


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市立病院 患者支援センター.png
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